歩行分析評価レポートです

龍骨王の歩行分析システム、GAITBESTがさらに進化しました! 新たに発表されたMajestyレポート管理システムは、歩行の動作を完璧に分析し、一連のデータとグラフを作成できるシステムです。また、PDF形式に変換して直接アーカイブするや表示させることもできるため、データの記録を基づいて被験者の歩行問題を解決するのにとても役に立ちます。では、さっそく以下に例として挙げられたレポートをご覧ください。

こちらは右片麻痺を患う脳卒中患者の歩行分析評価レポートです。 上記のチャートから、重要な臨床情報がいくつか推測できます。

まず、歩数の分析結果から見ましょう。1つの波頭が1歩と考えれば、移動速度の曲線によると、脳卒中患者が約8歩で完歩したことがわかりました。しかし、一般人なら4メートルの距離は4〜5歩で完歩でき、つまり、こちらの患者の歩幅が短いと推測でき、4メートルを歩くのに一般人より2倍の歩数が必要です。

また、前進速度を見ると、濃い色(右側)は患者の患側を表しており、曲線の変動傾向から、患側の最大の前進速度が健側(左側)より、わずかに遅いということがわかりました。したがって、この結果によると、患側の速度コントロールは、健側よりも悪い影響を受けているのが反映されています。

次に、関節可動域の変化グラフによれば、右側の歩行曲線が不規則ということから、 患者の右側(患側)の動きパターンが左側(健側)に比べると異常と考えられます。

複数の関節の動きをさらに詳く分析しましょう。股関節(濃い色)を例として挙げると、左右の股関節の屈曲角度と伸展角度の変化は同じように見えます。角度に大きな問題はありませんが、膝関節 (薄い色)、右膝関節の角度変化曲線がバラバラで不規則であり、患者の膝関節が適切にコントロールされておらず、可動域が狭いと示されています。一方、左膝関節は規則的な起伏と一貫した周期的な変化を見れば、右側の膝関節が異常ということがわかります。

なお、この要点を通して右股関節の曲線を見てみると、患側の股関節の可動域は健側の揺動幅よりわずかに大きいです。その主な理由は、脳卒中患者が膝関節の動き不足を補うため、股関節を過度に動かしたからです。 これは、遠位関節の運動能力が低くなり、その不足分を補うため、近位関節を用いて動かせる「代償運動」と言った現象が起こります。上記の分析結果をすべてまとめ、患者の具体的な歩行問題について下記通りに要約できます。

1.歩幅が短く、患側の速度がわずか不足

2.患側の膝関節の動作が異常かつ不規則であり、動作幅が小さい

3.患側の股関節で代償運動が起こり、膝関節は可動範囲を過度に集中し運動機能を促進

対策のトレーニング概要

1.ストライドの練習、歩幅を増やす

2.膝関節の動作へのコントロールを強化し、膝関節の安定した運動範囲を拡大

3.股関節の代償運動を治し、正確かつ効率的な歩行パターンに戻る

定量化された実際の歩行値を含めて考えずに、たった3つの歩行波形トレンドグラフだけで、十分かつ有用な情報がすでに手に入り、患者の問題点を正確に要約し、それに対応できるトレーニングプログラムを作成することができました。 したがって、追加の歩行パラメータの結果を見るまでもなく、完璧で詳しいレポートが作成でき、患者に最適なリハビリ方法と問題点を明確に示すことができめため、その場でこの専門的なサービスを受け入れて使ってくださる方々は少ないでしょう。

付録:歩行分析の完全レポート